旭川荘療育アカデミー


平成29年度 障害児者療育総合課程 
講義 
 2017.6.3(土)

「発達障害の診断と援助」


旭川荘療育・医療センター 子どものこころ発達センター 児童精神科部長

本田  輝行 先生

 



受講者の感想

現在の医療では、早期診断を目指しているので・・・早めに診断がつき
療育などにとりかかりやすい。18ヵ月の赤ちゃんの頃に診断可能とは驚いた。

日々、乳幼児の親子に接している中で、発達についても関心があり、受講させて頂きました。
具体的な事例や対応も聞かせて頂きとても勉強になりました。

今、担当している子どもがおり、日々、悩みながらの保育をしているところです。
今日の講義を聞き、対応の仕方など、考え直すきっかけになりました。
パニックがおきることが成長と共に増えてきているため、成長と共に対応の仕方を
連携をとりながらすすめていきたいと思います。

クラス運営をする上で、気になる子への対応や保護者への伝え方、いろいろと考えてはいたが、
今日の講義を聞いてアプローチの仕方を変えてめて、もっとこうしてみようと思うような
話もきけてよかったです。基本的なことも再確認することができました。

   詳しく聞けたが、一度には理解が難しい。早期に診断されることでその後の支援が早く行える事は大切であり
    私達支援者が特性を理解することの大切さがわかりました。支援する側が本人を理解していないと
二次障害などにつながる事を考えると勉強することは大切だと感じた。      

「行動とその評価法」


川崎医療福祉大学 医療福祉学部臨床心理学科 准教授 


佐々木 新 先生





受講者の感想

DVDをみながら実際に課題分析をしてみて、課題分析のやり方、メリット、どんな支援を行えばいいのかよく分かった。

わからない人にもわかりやすくてとってもよかったと思います。ビデオもありよかったです。
評価法も興味、すきなことをさがしやってみてできるようやってみる。

理解、特性を踏まえて、課題を分析し、意味のある生活にしていくことが必要なのだと感じた。
重度になるにつれ、時間や手間がかかるなと思ったが、あせらず、
ゆっくりと本人のペースでやっていくことが大切だと思いました。

アセスメントを受けることによって、自分が出来ない課題は支援者と共に訓練し、できなかったことが出来るようになった時、
受けた人の生活の幅が一つずつ大きくなっていき、そのことが、本人にとっても、支援者にとっても喜びになるのではないかと
思いました。支援者は対象者をよく観察しなければ、対象者に良い支援は出来ない事を学びました。支援する内容も、生活に
役立つことや、自立の可能性につなげて考えていかないと、本人の為にならないことを学びました。

   より具体的なお話で、よく理解できました。最後の連鎖のつなげ方については、自分自身でも逆向連鎖の方が学びやすい。
その理由もわかり、スッキリした感じです。