旭川荘療育アカデミー


平成29年度 障害児者療育総合課程 
講義 
 2017.9.2(土)

「発達障害のある火との支援を考える
情報連携とチーム支援の大切さ」

ひらた旭川荘地域活動支援センター ・ 支援主任 


藪内 誠 先生




受講者の感想

社会資源とはどういうものかよくわかった。利用者の方が、
社会に出た後“好きな人”好きな場所“好きな活動”が
自分で選択できる暮らしをするため、具体的にどのようなチームアプローチをしているか、
もし出来れば、今後少しだけでも教えて頂けたら幸いです。(専門学生)

チーム支援の大切さを、具体例を挙げて説明して頂けると、より分かりやすかったのでは・・・と思います。

相談支援専門員の役割と社会資源について考える機会になりました。
また、岡山市の取り組みや協議会も知ることができました。(看護師)

相談支援に興味があるのだが、自身の勉強不足で、理解まですることができなかった。
今後いろいろと勉強して相談支援専門員として働きたいなと思うようになりました。(施設職員)

「発達障害のある人の家族への支援の実際」

おかやま発達障害者支援センター ・ 心理判定員 


森 千夏 先生




受講者の感想

発達障害者本人だけでなく家族に対して直接支援するということがわかった。
その為には、まず、保護者を受け入れ気持ちに寄り添い信頼関係をつくることが大切。
まずは、保護者のいい所を探しで自信をつけてもらうことが大切とわかった。
ペアレントプログラムやペアレントトレーニングの方法が具体的でよくわかった。

保護者を支援者側としてだけでなく、支援される側としても考えていくということの大切さ、
必要性がとてもよく分かりました。
ペアレントプログラム、ペアレントトレーニング、ペアレントメンター、 
ピアサポート・・・etcの言葉の意味についても、改めてはっきり知ることができました。

家族への支援について、診断前から診断後と詳しく説明されて、
とてもわかりやすかったです。
岡山県ペアレントメンター派遣事業についても知ることができました。
保護者との信頼関係ができ、その子の行動の背景を考え、支援できたら良いと思いました。(看護師)

療育に携わる者として、自分の今の立場では、目の前の子ども支援が実際の業務ですけれど、
子どもとずっと向き合うご家族への支援は、どうしたらよいのだろうか・・・と思っていました。
  本日は、たくさんのことを学ぶことができ、これからへ繋げていきたいと思います。(保育士)

支援センターの役割がよく理解できました。
保護者の関わり方や、告知を受けた時の心境を知り
、関わることが必要だと学びました。(看護師)

「発達障害の息子との日々」

特定非営利活動法人(NPO)
岡山県自閉症児を育てる会 ・ 代表
 


鳥羽 美智代 先生


受講者の感想

息子さんのことを愛しておられ、温かい家庭の中で、育てられた哲平さんは幸せであり、
周りを優しい気持ちにされる方だと感じました。
両親の愛情をたくさん注いで、必要な支援をしていれば、きっとうまくいく!
このお言葉は、これから私の胸の中でずっと大切にしていき、サポートしていこうと思いました。
母親として、女性としてとてもステキな方でかっこ良かったです。(看護師)

自分の息子さんに対する愛情と強い信念、
人生の節目ごとに悩みや迷いも沢山あったはずですが、
前向きに取り組まれている姿に勇気を頂ました。
障害のある方が、生き生き働いておられる姿は、見ていてうれしくなります。
鳥羽さんのパワーを感じる事ができました。(施設職員)

体験談、経験談など、失敗例や成功例を生の声が聞けてよかったと思いました。(施設職員)

自閉症スペクトラムと診断を受けた小2の男児と毎日接しています。
睡眠、多動など、保護者の方が気にしておられる言葉がたくさんあり、
とても興味深く講義を聞きました。
「本人の障害のせいではなく、こちらの支援が悪い」という言葉はとても耳が痛かったです!
彼に対する支援、もっと努力したいです。    (放課後児童クラブ)

明るく前向きな先生の子育てに感動しました。自閉症を理解し適切な関わりをすることで、
落ちついた生活が送れ、自立、就労が可能となった事例がきけて良かったです。

障がいのある息子さんと一緒に歩んで来られた日々のことを、飾ることなくお話してくださり、
一言々が、とても心に響きました。前向きな生き方、お子さんを全力でサポートされる姿が本当にすばらしいです。
障がいのある息子さんをもつ、お母さんとしての悩み・喜びを知ることができました。

話がとても楽しく、興味深く伺いました。写真や映像が多く、イメージもわきよかったです。
哲平さん、今後の人生に幸あれ!(施設職員)

小さい頃からゆっくりコツコツ大人になってからの姿を目標に練習すること。
今できていなくても18才までにできればいい、15年もあるので毎日教えていけばなんでもできるということ。
このような考え方を教えていただき目が覚める思いでした。
多動もきちんと支援すれば治まるということを知りました。
また、通常学級との子どもたちとの関わりで、地域や周りの子どもたちにとって必要な存在で、
周りの子どもたちにやさしい心を育てることができる。
6の組体操のエピソードにとても感動しました。(専門学生)

放課後は時間が余る。この余った時間問題行動とかなることがある。
この時間に就労を目標に練習され “手を育て”ていかれた。
早朝から実社会に送り出すという目標を持って取り組めば、
どんな重度な子どもであっても必ず就労は可能”ということを
今回の先生の講義で具体的に教えていただけて本当によかったです。
また、後半の授業「では、ぐんぐんぴっぴ~ ほっぷ1まで、
お母さんたちの必要なニーズを実現した施設があり、
療育方法や、親子の関わり方の方法や育児相談などができる施設があることを知りました。
今は学生ですが、これから、子どもと関わる仕事や福祉に関わる仕事をする際、
働く場では、担当したクラスの年齢の時期しか、関われませんが、
今回のように哲平さんの幼児期から立派に就労をし、納税する側になる姿を見せていただくことができ、
働く側にとっても大きな希望を感じました。(専門学生)

発達障害のある、子どもさんの親に対する言葉かけによって苦しい思い、
うれしい思いがよく解りました。 お母さんに寄りそう支援員でありたいと、
これからも勉強していきたいと思われます。(放課後児童クラブ)

鳥羽先生の母としての覚悟、前向きな生き方、考え方に感動しました。
甘んじるのと選びとるとは全く違う。どちらかというと、
後ろ向きな自分ですが、関わっている子どもたちの意欲を育てる支援者になりたいと思いました。
 (放課後児童クラブ)