平成30年度旭川荘療育アカデミー 障害児者療育総合課程 講義6.30(土曜日)

自閉スペクトラム症ASDの
障害特性

旭川荘厚生専門学院 児童福祉学科

専任教員  中西  仁志 先生




*講義の感想*

ASDのことを事例まじえて講義があったので、以前の講義も思い出せ結びつけることができました。 (看護師)

 
「目で見てわかるように伝える」ということを聞き、実践してみたこともありました。うまく伝わらなかったのは、
カードなどが理解できてなかったのかな、必要ではないものが入っていて意識が
私の伝えたいこと以外のことへ向いてしまっていたのかなと、
今日の講義を聞かせてもらって気付くことができたように思います。

また、本人を変えることではなく環境を変えていくことにも目を向けて保育していきたいと思います。
 (保育士)


スペクトラム症の障害特性について曖昧だったので、本日話を聞かせてもらい特性や支援の仕方を理解できたのではないかと思います。
私も絵カードを保育の中で少しずつ取り入れているのですが、それの使い方、見通しを持って生活ができるようにすること
話をする時には、肯定的に話すことなど、保育に取り入れられることが多々あり、必要性や仕方を知ることができました。
特性を理解し問題行動や困り感などを取り除けるようにしていきたいと思います。(保育教諭)


私が担任しているクラスにASDの診断を受けている5才児がいます。また疑いの子どもも他に数名います。
友達との関わりを求め「いれて」と言って友達の側へ行きますが、物の貸し借りができにくくトラブルがよく起きます。
どうしても物の貸し借りが出来にくかった絵表示をする本当の意味がよくわかりました。
保育園で、一人担任なので、できにくいところもありますが、先生の講義内容を振り返り、支援方法を見直しながら、
彼が安心して生活できるようにしていきたいと思います。
また、保育の中で「まっててね」と言ったりすることが、
具体的に、肯定的に伝えていくことを心掛けていきたいと強く思いました。
ASDに対する見方や捉え方を自分が変えないといけないとも強く感じました。
 (保育士)

 自閉症者がパニックになることがある支援についての対応方法を具体的に学ぶことができた。

とても分かりやすく、勉強になった。必要なのは、「支援」よりも「理解」です。
彼らの世界へ入っていく。歩みよっていく ことが大切。
そのような言葉が、とても印象的であった。仕事に実践してみたい内容が多く、興味深かった。
(施設職員)


ASDの特性について1つ1つわかりやすく説明してもらい全体像がよくわかりました。 (教諭)

何人かの講師の先生方の講義が点と点であったものが、総合的にからみあって分かるようになってきて、
今日は、自閉スペクトラム症のことが、ぐっと身近にわかるようになったことと、
対応するのに大事なポイントがわかるようになってきた感じがします。
少しずつ自分の中で身についてくるように思えて、このアカデミーの講義を受ける意義・価値に満足しています。
(民生委員・児童委員 県青少年相談員)



不登校の今日的意義との
子どもたちへの支援

  岡山県教育丁生徒指導推進室 

   松尾 冀 先生(元岡山県中央児童相談所長)



*講義の感想*


教育園岡山なのに、ニュースでの実態調査報告では非行や不登校がワースト上位に入っている結果をみた時、

不思議だなと感じていましたが、今日の先生の講義を聞いて、結果のからくり?を知って、
今後はそのような視点でも
 みたいと感じました。 (看護師)

 
不登校の実態を詳しく学ぶことができた。

行政で働いている経験をふまえて、様々な話しを聞くことができ、とても良かった。 (施設職員)

岡山県が教育問題について、色々と取り組んできていたことがわかった。 (教諭)


国をあげて、不登校・ひきこもりの対策・現実の実態など、いろいろ説明を聞いて、社会の現実を知ることができて、
  それなりに参考になりました。そして、不登校やひきこもりから立ち直る支援の大切さを感じました。 
   80-50問題  (80才の親に50歳台の子どもが引きこもりになっている社会現象)も     
大きな社会問題で大きな関心を持っており、私もできれば地域で役に立ちたいと思います。
(民生委員・児童委員 県青少年相談員)