平成30年度旭川荘療育アカデミー 障害児者療育総合課程 講義8.11(土曜日)

地域で暮らす「気になる家族」と
「療育ネグレクト」への支援体制の検討

旭川荘 児童発達支援センター
みどり学園

 

  杉本  明生 先生



講義の感想

ンマーク・アメリカ・イギリスで行われて療育の現状を知ることができた。 
(施設職員)

非常に勉強になった。改めて乳幼児期の親子関係、アタッチメントが大切であるかわかった。
障害のある親も親であることにかわりはない為、どのように母子関係や家族関係を再構築するかが
課題であると同時に、それぞれの関係機関が「教える」のではなく、
「見守りながら関係を作っていく」ことの重要性を感じた。
(心理士)

家族背景を知ることが大切。多職種間での情報共有とアプローチで支援していくことが大切。
家族、家庭が安定していれば家族の強みとなり、子どもへの安心感につながっていくため、
子どもだけをみるのではなく、家族全体への介入も必要なことがあることが改めて理解できました。
(看護師)

海外の支援についての話もきけて良かったです。
相談支援etc実践的な話をもつと詳しくきけるとありがたかったです。
後半のレジュメがなく、残念でした。とても書き写せるような量ではなかったので
(保育士)

調査内容の中の、養育者の病歴の項目で、病歴なし(診断がついていないのがグレーゾーン)の保護者との話し合い、
方向性を決めるのが難しそうだと思いました。
実際、私が働いている職場(障がい児入所施設)でも、同じような家庭(センター)との
連携や役割分担が大切であることと、入所児童の親との定期的な連絡や親が子どもを可愛いと思える
親子関係を良くしたいと思えるような支援が必要であることを感じました。
定期的な面会を行っていて、一時、帰省をしている家庭がある(児相から許可がおりている)のですが、
養育能力は低く、家庭での生活をする上では、生活が成り立たないと考えられます。
そのような家庭に対し、子どもがどんな所に課題があるか、周りでどんなサポートを
受けられるかというのを伝えていき、他機関と連携しながらサポートをしていかないといけないと思いました。
 実践例①・②がとても分かりやすく、イメージがしやすかったです。 
(施設職員)



発達障害のある子どもたちの
情緒的特徴と支援法

  
児童心理治療施設 津島児童学院

川上 雅司 先生(心理療法士)


講義の感想

発達障害のある子どもがとった行動に対して、どのような支援法があるのか知ることができた。    
また、現場で実践することができそうなものが多々あった為、ぜひ行ってみたいと思います(施設職員)

パニックになった時の基本対応やトークンエコノミー法がとても興味深く学べました。(看護師)

話が具体的でわかりやすかった。

具体的な事例を挙げながら、私の経験を思い出すことで分かりやすい理解しやすい時間となりました。 
具体的な子どもへの関わり方を教えて頂いたので実践したいです。(施設職員)

アニメや具体的な例を使いながらの講義であったのでとてもよくわかりました。
ACTはすぐに使えることなので子どもと接する時に心がけていきたいと思いました。(保育士)

受け持っているクラスの中に自閉症スペクトラムの診断を受けている子どもがいるため、
日々、支援の方法に悩んでいますが、今日教えていただいた支援方法を
保育の中で実際に取り入れていきたいと思います。ありがとうございました。(保育士)

2年目で、支援法のレパートリーもなかった為、とても勉強になりました。
現場で、実践していけたら良いと思います。(施設職員・保育士)

TLG(自立生活という視点を障がいのある家族の支援へ)の中で、自助具と自助技術を提供せずに
親と子の関係を評価できないという言葉が印象的でした。
「自分は障がいがあるから子育ては難しい」と感じる保護者に対して、
自助具や自助技術を使いながらサポートが出来ることを知りました。  
VITでは、親と子の関わりを振り返り、ゆっくり保護者のペースに合わせることが出来、
長所を伝えることで親子関係をよりよくするツールになることを知りました。
支援者と保護者の関係を普段から作っておかないといけないなと自分の状況を振り返る機会にもなりました。
知的障がいがある親への子育て支援で、支援者がどのようなことを理解しどこに視点をおいて支援していくべきか、
もう一度理解できました。これからも保護者、子ども・家族全体を見ながら支援を行っていきます。(施設職員)