爽やかな秋空の広がった１０月７日。
令和２年度キャンドルサービスを行いました。

キャンドルサービスは、児童福祉学科・介護福祉学科の１年生が、入学して半年経った今の時期に、「保育士」や「介護福祉士」の専門職になるための決意を新たにする式典です。
式典では、前日に太陽の光から採取した聖火を分火したキャンドルを持ち、「誓いの言葉」を斉唱します。

例年の行事であり、毎年多くのご来賓、実習先の皆様、保護者の皆様にご参列いただく式典です。

しかし、今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、キャンドル生と教職員のみでの実施となりました。

小規模での式典でしたが、優しいピアノの音が響くなか、キャンドルを持って厳かに進む姿は大変凛々しく、輝いていました。

その後のキャンドル生全員で斉唱する「誓いの言葉」は、各学科の代表が斉唱。

児童福祉学科の代表は　石原由羽奈　さん
介護福祉学科の代表は　谷全鈴太郎　さん

２名がキャンドル生全員の思いを代表して力強く斉唱しました。

杉本学院長からは
　『　病気や障がいのある人の支援に携わる「医療福祉人」には、自らの感染防止だけではなく、自覚がなくても感染者となり、他の人々を感染させるという危険性にも十分配慮した「自らに厳しい生き方」が必要である。そして、今後の学院生活でも「自他の感染防止に向けた高い意識」を持って過ごしてほしい　』
と、専門職としての意識についての内容の式辞をもらいました。

今年の１年生は通常と違う動きからの半年。
本当に大変な思いを沢山してきたことと思います。
でも、大変な思いの半年を過ごしてきた皆さんなら、きっと専門職としての厳しい勉強も乗り越えられるはずです。

キャンドル生の皆様。
本日は本当におめでとうございます。
そして、保護者の皆様をはじめ学院教育に関係する全ての皆様に深く感謝申し上げます。

最後に、キャンドルサービスでのピアノ演奏を行ってくれた
児童福祉学科２年　青江仁美さん
素敵な演奏をありがとうございました。