10月18日（木），児童福祉科1年生の講義の一環で，春風みやこ先生に腹話術を指導していただきました。春風みやこ先生は，以前から旭川荘厚生専門学院の「ボランティアスクール」などにご協力をいただいている先生です。ご自身も保育園で勤務した経験があり，そのときの経験も踏まえて学生に丁寧に指導をしてくださいました。
　事前に作っていた人形を使って，初めての腹話術に学生たちは興味津々のようでした。春風みやこ先生もおっしゃていましたが，「芸は身を助ける」と言います。保育士としてこのような「相手の方に喜んでいただくための技術」を，少しでも学んでおけば，実習などで活かせる日がくるかもしれません。学生たちもそう感じたようで，楽しみながらも真剣に取り組んでいました。みんなの前で発表するのは恥ずかしかったようですが，腹話術の基礎，そして保育場面でも使えるような腹話術を少しでも身に着けようと頑張っていました。
　腹話術の，「相手にどう伝えるか」「どうすれば伝わりやすいか」というポイントは，保育にも通ずるところが多くあります。これから関わる様々な子ども，利用者に対しても，今回学んだことを忘れず関わってほしいものです。