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精神保健福祉学科

スピーカーズビューロー岡山

2013年06月04日

2013年5月22日(水)

精神障害者の生活支援システムの授業において、スピーカーズビューロー岡山から4名の方に講師としてお越し頂きました。そして、「当事者に学ぶ」をテーマとして、以下の内容についてお話を頂きました。

    精神障がいを体験して感じたこと

    精神障がいを体験して得たもの(仲間、価値の転換等)

    今後の夢・希望

4名の方のお話の後、学生からの質問にも答えていただきました。

 

以下、学生の感想文を抜粋して紹介します。

・話されている言葉の裏にある苦しみや悲しみが伝わってきて、聴いていて胸が痛くなりました。会いたい人として、親身になって考えてくれた職員をあげられた方がおられたが、私もそのような職員になれたらと思いました。

 

・利用者は、利用者である前に、一人の人間であり、それはスタッフ側にも、同じことが言える。つまり、専門的な知識の前に、一人の人間としての在り方を見られているということである。そのことを忘れずに、常に自問して、人と関わっていきたいと思った。

 

・大勢の前で、自分の事を講義してくださった皆様に感謝するとともに、少しでも、私がいることで安心したり、ホッと心が和んでもらえたりするような支援者になれるよう学んでいこうと思った。

 

・自分は、将来、誰かの記憶の中で語ってもらえるような存在になれるだろうか。さりげなく人の記憶に残るような、そんな人になりたいといった、ひとつの目標が見えたような気がします。

 

・お話で印象に残っているのは、やはり、「慈しみ、あわれむのではなく、そっとしておいてほしい」というお言葉だった。この「そっとしておいてほしい」の部分に専門職としての技術が問われている気がした。この言葉の意味は、うわべだけ捉えて、「放っておく」のではなく、「その人の必要としていることを、その人の必要としている時に、押しつけではなく、その人のペースで」支援するという意味だと思った。