児童福祉学科
幼稚園実習が終わり今日は報告会!
2017年07月11日
2年生7人が20日間の幼稚園実習から帰ってきました。
今日は、その実習の努力と成果を報告する会でした。
一人持ち時間4分で、自分の課題と実習の様子や期間中の学び、振り返りについて話します。
皆たくさんの気付きを持って帰ってきたようです。
教師の役割が、子どもの主体性を培うための活動を支えることであったり、子どもと子どもの築きの橋渡しをすることであったり、、、ということに目を向けることができた学生がいました。
他にも、活動に遅れがちな子どもに対しての配慮や援助に関しては、具体的な声掛けが必要であること、さらに、子どもに伝わるように言葉を選び伝えるための工夫が必要であること、見通しを持った活動になるために教師の声掛けや環境設定が大切なことも学ぶことができたようです。
一人一人とのかかわりを大切にしながらも、目の前の子どもだけでなく、視野を広げ、クラス全体の子どもに目を向けることや、一つ一つの援助や環境設定の意味について考えることの必要性を学んだ学生もいます。
今後の保育所実習に向け、子どもがスムーズに次の行動に移れるよう、活動の隙間時間の埋め方にも工夫がいることに気付き、指導案に記入することの大切さを実感できたようです。
話した後は、質問タイム!
聞いていたメンバーが感想を伝えたり、疑問に思ったこと、聞きたいことを質問して、答えてもらう時間もとりましたよ。
今回の20日間、長い長い実習でしたが、確実に成長してきたように思います。
つらかったり、しんどかったり、悔しかったり・・・普段の座学では感じることのないマイナスな気持ちになったこともあったでしょう。
でも実習後半、最終日では、子どもたちの「帰らないで」「泣いちゃう」という言葉に、嬉しさや感動を味わったようです。
この経験は、確実に社会で現場に出たときに役に立つはずです。
本当に20日間、お疲れ様でした。