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トップページキャンパスニュース☆初めての実習☆  介護福祉科1年 『~利用者からの学び~』 
介護福祉学科

☆初めての実習☆  介護福祉科1年 『~利用者からの学び~』 

2012年07月10日

 ☆初めての実習☆ 介護福祉科1年 『~利用者からの学び~』
 
 岡山市北区祇園にある障害者支援施設「愛育寮」でも、3人の学生が実習を行ないました。
 愛育寮は、1980年に18歳以上の知的障がいのある方の施設として開設しました。
 日中活動として、パンづくり(有名です!)、手工芸、農園業、各種創作活動などを
 行なっています。 
 実習は、朝8時30分から始まり、午後の5時まで、施設の日課に合わせて行いました。
 
 実習初日は、緊張気味で施設に入った学生は、利用者の方々から明るい笑顔と、
 優しい声かけに、緊張感や不安もすぐに解消されたそうです。
 実習期間中は、利用者の方々から反対に励まされたりした毎日だったようです。
 
 実習を終えて1週間が経過する中、初めての実習で学んだ様々なことや、
 利用者の方々との交流や職員さんからの指導や助言を忘れずに、
 次の高齢者施設での実習に活かして活きたいと思っています。
 
 最終日の反省会では、実習での学びを振り返りました。 また副寮長さんからは
 冷たくてとってもおいしいグリーンティを出していただきました (感謝!)。
  
 「さまざまな活動や作業にとりくむ姿から、生きる活力を感じました。 これからも
  障がいのある方々の気持ちを尊重し、さらに理解していきたいと思いました」 (1年女子)
 「実習に入るにあたり、不安があり緊張しましたが、利用者のみなさんがとても親切に
 声をかけてくださったり、分からないことを教えてくださったおかげで、すぐに慣れました。
 ご指導してくださった職員さんをはじめ、利用者の方々に感謝します」 (1年女子)
  
 ★~障害者支援施設 「愛育寮」の名前の由来について~★
   「愛育寮」の名前の由来は、前身の施設の設立にあります。
  今から約50年ほど前のことです。 
  1964年、東京オリンピックが開催され、高度経済成長の真っ只中、
  わが国ではようやく福祉対策に、乗り始めようとされていた頃のことです。
 
 ◆岡山県真庭郡(現真庭市)の愛育委員の河本花子さんが、
  1964年に、重い障がいのある人の施設設立に向けて運動を起こしました。
  やがてその運動は、岡山県下の愛育委員会が全面支援し、
  県民運動にと発展しました。
  県民から多くの浄財が集まり、1965年に旭川学園重度棟が完成しました。
  そして、「愛育委員会」の支援に感謝の意をこめて、
  旭川荘学園重度棟に、「愛育寮」と名前がつけられました。 
  それから後の1980年4月、知的障害者更生施設「愛育寮」として発足いたしました。
 
  …旭川荘の各施設の歴史をみていくと、同時にわが国の福祉の歴史が学べて、
   とても良い勉強になります…

  • 最終日の反省会では、実習の学びを発表

  • キレイな居室棟の前で指導者の方と

  • きれいなお花がたくさん置かれています

  • 利用者さんの笑顔と職員さんの励ましに感謝