将来、南海トラフ大地震が予想されています。　ここ岡山市東区西大寺の吉井川キャンパスでも、大地震が発生すると、約1時間半～2時間後に2m近い津波が襲ってくると予測されています。　 そこで毎年、吉井川キャンパスでは敷地内にある高齢者施設と合同で、防災避難訓練を行っています。　 11月某日 10:40。　和歌山県沖で地震が発生した想定で、学生たちは施設利用者の避難に向かいました。　みんなで力を合わせながら、校舎向かいの岡山市防災避難指定場所でもある旭川荘研修センターの2階へ安全に避難誘導をしました。　停電でエレベーターが使えないことを想定して、車いすの方々は、学生たちの介助で2階へ避難しました。　　 こうした専門学校が福祉施設と連携して防災避難訓練することは、全国的にも珍しいそうです。　 今回の訓練を通して、学生たちの防災意識の高揚と、高齢者など要援護者の安全な避難方法を学ぶことができました。 　また、日ごろの 「練習」 と 「備え」 の重要性を改めて感じました。
　 　　　　　★　☆　　『 備えあれば、憂いなし 』　　　　( ※ 憂いとは ⇒ 心配事 )